こんにちは。5歳・4歳・2歳の三兄弟母のみゆも(@miyumo_3boysmom)です。
この10年ちょっとの間に、太陽光パネルを屋根に乗せている家を見かけることもだいぶ増えましたよね。
特に、2011年に東日本大震災が起き、災害・停電時の非常用電源として注目されたこともあったりして、急速に設置が進んだように思います。
2009年から始まった固定価格買取制度や、国や自治体からの補助金も出たりだったので、

というような営業も盛んで、太陽光バブルの状態でした。
わが家は、結婚2年目で長男を妊娠中の2014年に建売戸建を購入しました。
戸建に引っ越してくると、結構な頻度でいろいろなセールスが来るんですよ。
その中でも、太陽光の営業は本当に頻繁に来ていました。
あまりにも何度も来るので、「そんなに言うなら一度シュミレーションしてもらうか。」ということで、シュミレーションと見積もりを取ったのが、検討の始まりでした。
結果的に、その訪問販売の業者ではないところで太陽光パネルの設置をしてもらったのですが、2014年の12月に設置してから5年半。
現状として、この太陽光発電の設置がよかったのか?後悔はないのか?
リアルな現状を書きたいと思います。

2014年太陽光発電システム設置時の基本情報
- 2014年10月に契約
- 地域:関東の海なし県
- 積載kw数:4.98kw(西南東の三面)
- メーカー:パナソニック
- 金額:174万9600円
- ソーラーローン利用・金利2.0%・10年(120回払い)
- 自治体からの補助金:7万円
実際の金額明細!
項目 | 金額 |
太陽電池モジュール 4.98kw | 98万4000円 |
架台 | 14万5000円 |
パワーコンディショナ | 16万4000円 |
接続箱 | 1万6500円 |
DCケーブル | 3万5000円 |
ワイヤレスエネルギーモニター | 4万8000円 |
モニター検出ユニット | 2万1000円 |
余剰電力販売用電力量計 | 1万4000円 |
太陽光発電システム電気工事 | 13万0000円 |
太陽光発電システムモジュール据付工事 | 21万0000円 |
東京電力・経済産業省申請手続き費 | 3万0000円 |
諸経費 | 2万0000円 |
値引き | ▲19万8000円 |
消費税 | 12万9600円 |
合計 | 174万9600円 |
2014年10月の契約で、1kwあたり35万円ほどです。
当時の相場的にはまずまずなかんじです。
価格.comの掲示板を見ると、32万円/kwぐらいが最安相場でしたが、相見積もりを取って、ほどほどに安く、信頼できそうな会社を選びました。
ちなみに、うちが契約したのは県内のプロパンガス会社の太陽光部門。
はじめの導入費用の安さも大切ですが、あまりに安すぎる業者は少し疑わしいです・・・
個人的な意見ではありますが、太陽光事業単体の会社はやめておいた方が良いと思います・・・
もちろん、きちんとしている会社もあるので一概には言えませんが、太陽光のみの場合、太陽光が儲からなくなった時にすぐに撤退・倒産する可能性が高まります。
親会社が大手であったり、他の事業もやっている会社であれば、太陽光事業は撤退しても、別部署や別会社に修理や保証などのアフターサポートが引き継がれることになります。
設置してもらった会社が倒産したとしても、メーカー保証は受けられますが、自分でやり取りしなくてはいけなくなるので大変です。
必ず複数社に見積りを取って、信頼できる会社にお願いしましょう。
ソーラーローンについて
太陽光を設置する時に、ジャックスのソーラーローンを利用しました。
金利は2.0%、120回払い(10年)で、月々の返済額は約16,000円です。
設置から5年間の実際の売電量&価格
こちらが、当初の予測値と設置(2014年12月)から5年間の売電量の月平均です!
売電価格は、37円/kwhです。
予測発電量(kw) | 394.11 |
予測金額 | 15,370円 |
2015年 | 14,313円 |
2016年 | 13,194円 |
2017年 | 13,561円 |
2018年 | 12,938円 |
2019年 | 12,787円 |
いかがでしょうか?
もちろん月によって変動があるので、月々の金額はバラバラですが、年間の売電量を月平均になるとこのようなかんじです。
1年のうちで一番売電価格が高いのは5~6月。
晴れる日が多く、まだエアコンなども必要ない程度の気候の時期なので、月2万円ほどになります。
逆に、一番少ないのが12~1月。
日照時間が少なく、暖房で電力も使うので、月7,000~8,000円程度です。
それを平均すると、月12,000~13,000円の収入になっているということですね。
設置前のシュミレーション時から子どもが2人増えたことで電気の使用量が上がったので、予測値より2,000~3,000円程度下回る結果にはなっていますが、許容範囲内です。
電力使用量(買電量)
次に、買電量です。
日中、太陽光で発電している時は、その発電された電気から使用され、発電量を超える電気量を使用する時や、夜間で発電がない時は電気を買うことになります。
ちなみ、それぞれの年に下記のような出来事があり、電気使用量が変動する要因になっています。
- 2014年10月 長男誕生
- 2015年1月 太陽光発電開始
- 2016年6月 次男誕生
- 2017年12月 食洗機導入
- 2018年3月 三男誕生
2014年(太陽光導入前) | 4,663円 |
2015年 | 4,648円 |
2016年 | 4,625円 |
2017年 | 5,592円 |
2018年 | 6,728円 |
2019年 | 6,057円 |
5人家族にしては、電気代安いと思うのですがどうでしょうか?
夏場は暑い県なので、1日中クーラーを入れるような状態ですが、日中の発電量も多いので、使用量に対して電気料金はだいぶお手頃感があります。
2017年12月に食洗機を導入したのですが、電気を使ってお湯にするので、電気料金が少し上がってしまいました。
2018年も三男が生まれたことによって、家にいる時間が増えたため少し多め。
2019年は少し落ち着いています。
ただ、全体的にやはり大人2人+幼児3人の5人家族にしては電気料金安いかな?と思います。
ソーラーローン額は、売電量と電気代節約分でトントンぐらい!
わが家の場合、ソーラーローンが月額16,000円です。
季節によって売電量・買電量は変動しますが、月平均にすると、やはりソーラーローン≒売電量&電気代節約分ぐらいにはなっているようです。
ローンの金利が2.0%なので、このまま10年間払い続けると金利で20万ぐらいになります。
可能であれば、一括で支払ってしまえた方がお得感はあるかもしれませんね。
今のところ、満足!ローン完済後11年目からが楽しみ。
設置から6年目である現在は、売電収入と電気料金節約で浮いたお金で、ソーラーローンを支払っている状態なので、「儲かってる!」と言える状態ではありません。
でも、太陽光パネル自体は20年30年と発電し続けられるものなので、ローン完済後の11年目以降はまるっと収入になるので楽しみにしています!
10~15年ぐらいでパワーコンディショナーの交換が必要になるようですが、この費用が大体20~30万。
11年目以降の売電価格も今後どうなるかは分かりませんが、それでも、太陽光を乗せたからといって、大幅に損をすることはないかな?と思います。
パナソニックは、保証がしっかりしていて、モジュール25年、パワコンなどの周辺機器15年の保証期間があるので、機器代を回収する前に太陽光システムが壊れて使い物にならなくなってしまうということは少ないと思います。
太陽光発電で得出来るか、損するかは、
- 初めの設置費用
- 保証内容がしっかりしているか
- 土地の日照条件
がポイントかと思います。
5年前と比べると売電価格は20円ほど下がってしまっていますが、その分設置費用も安くなっています。
また、太陽光発電システムの性能も良くなっています。
見積もりを取って、シュミレーションをしてみて、固定価格買取の10年ぐらいで費用を回収できるようなら、まだまだ今から太陽光発電システムを乗せることにメリットはあると思います!
実は一度、訪問販売クーリングオフしていた!
上記のように、最終的に180万円ほどで契約した我が家の太陽光ですが、実は、シュミレーションをしてもらった訪問販売業者で一度契約してたんです・・・
その時の契約額が、同等の条件で230万円!
なんと、50万円も高い金額で契約してしまっていたのです・・・
その訪問販売の業者のシュミレーションが初めてだったので、

と、夫と盛り上がり、勢いで契約してしまったのです・・・
その後、実家の父母に話をしてみたら「それ、高くない?大丈夫?」と言われ、調べてみたら、かなり高い相場だったようでした。
8日以内だったので、慌てて業者に連絡を入れて、内容証明で書面を送って、クーリングオフしました。
あの時、ほんとにクーリングオフ出来る期間に気づいてよかったです。。。

設置を検討したら、必ず複数見積もりを!
たまたまクーリングオフできる期間に気付いたのでよかったですが、設置が完了した後だともうどうにもなりません!
「太陽光、どうなんだろ?」
と検討した時は、必ず一括見積サイトで複数見積もりを取って下さいね!
ちょっとの手間をかけて複数見積もりを取ることによって、230万円で設置だったところを180万円で同じものを設置できたので・・・
訪問販売の業者さんも悪質なかんじではなく、ついうっかり契約してしまうほど営業が上手だったのですけどね(笑)
でも、それだけで同じものを50万円高く買うなんて、ばかばかしいですからね。
わが家は、訪問販売の方をクーリングオフした後、価格.comの掲示板を見つけて、そこで評判の良かったタイナビ というサイトで見積もりしました。
そして、5社ほど見積もりが送られてきて、その後良さそうだった2社に直接来てもらい、最終的に1社に絞りました。
しつこい勧誘もなかったし、はじめの訪問販売の価格より50万円も費用を抑えて取り付けることが出来たので大満足です!

また、ソーラーパートナーズ もタイナビと同様、価格.comの口コミ掲示板でもおすすめされていて安心して使える一括見積サイトです。
ソーラーパートナーズでは、登録施工会社を厳しく審査していて、その審査通過率は9.8%なのだとか。
厳しい審査を通過した加盟店のみから見積もりが送られてくる仕組み。
万が一勧誘がしつこい場合、イエローカード制度がありソーラーパートナーズが間に入り制御してくれるので安心ですよ。

太陽光パネル・蓄電池の設置を検討したら、まずタイナビかソーラーパートナーズどちらかの一括見積サイトで複数社の見積もりを取って、比較検討することを絶対におすすめします!

まとめ
以上、太陽光発電システム導入から6年目のわが家のリアルな状況でした!
決して安くはない買い物でしたが、ソーラーローンと売電量・電気代の節約でトントンぐらいの収益は出ているので、なかなかお得感のある買い物だったと思っています。

というのは、みなさん気になるところかと思います。

わが家のリアルな状況が、どなたかの参考になれば嬉しいなと思います!
▼必ず、タイナビかソーラーパートナーズどちらかの一括見積サイトで複数社の見積もりを取って検討してくださいね!
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